先進地視察 やんご100年事業へ向けて2

意見交換会

鹿児島市中心市街地活性化フォーラム「まちをつくろう!Yes We Can」 終了後に市内のホテルにて

鹿児島県社交飲食業生活衛生同業組合
鹿児島市社交業組合
鹿児島市役所の皆様と意見交換会

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主に鹿児島市での取組みと課題を事例に活発な意見交換が行われ

谷川理事長より
「皆既日食がありやんご100周年もある
風は奄美に向いている
これはチャンスだ
ぜひ世界の中の奄美としてアピールし
明るく楽しい
歩いて楽しい魅力ある街を目指して欲しい!」
との激励をいただきました。

鹿児島県社交飲食業生活衛生同業組合
鹿児島市社交業組合
鹿児島市役所の皆様

お忙しい中誠にありがとうございました。

貴重なご意見をもとに事業を成功させ
その後に繋げていけるよう
努力して参ります。

先進地視察 やんご100年事業へ向けて1

鹿児島でフォーラム

フォーラムへの参加と
意見交換会のために鹿児島へ出張する
奄美市社交飲食業組合と建築士会青年部の皆様の先進地視察に
僕も同行させていただきました。

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先ずは鹿児島市中央公民館ホールで開催された

鹿児島市中心市街地活性化フォーラム
「まちをつくろう!Yes We Can」

についてご報告します。

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開会までの時間は市民サークルによる
マンドリン&ギターの合奏。

慌ただしいスケジュールの中
豊かで贅沢なひと時を堪能させていただきました。

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鹿児島市中心市街地活性化協議会
友清 会長による開会あいさつ

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鹿児島市
森 市長による来賓あいさつ

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(株)日本政策投資銀行 地域振興部
参事役 藻谷氏による基調講演

「どうなる?どうする?鹿児島の中心市街地」

政府発表によるデータ(事実)と
抑揚を付けながら話される講演は

エキサイティング!

いきなり

「中心市街地は必要ないのではないか?
天文館は必要ないのではないか?
(参加者以外の)人に聞いたら必要ないと答える人が多いのではないだろうか?」

という質問からのスタートで
会場に緊張感が走る中

「駅前の大型商業施設だけや
郊外の大型店のみが栄えている都市は全国から注目されなくなる!
佐賀がいい例だ!」

「佐賀には実は美味しいものがいっぱいあるが
特徴のない地味な県で
佐賀自体が全国から必要ないとまでいわれてしまっている」

「大型商業施設しかない殺風景なとこなら
二度と行きたいとは思わない
鹿児島には天文館があったから(NHK大河ドラマ)篤姫を活かせた!」

と佐賀県を事例に挙げながら、講演を続けられました。

(佐賀県の皆様、ならびに佐賀県ファンの皆様、申し訳ございません。
僕の言葉ではありませんが、不快をお詫び申し上げます。)

ココまで書いてしまったので
以下に
印象に残った言葉を
僕のメモから抽出して少しだけ書き出してみますね。

、、、の前に藻谷氏のことば説明から

○若者:0~64歳まで
一般的に労働で収入があるとされる15~64歳と
その予備軍
国勢調査の区分である0~14歳と15~64歳までの2カテゴリーの総称。

○高齢:65歳以上
国勢調査の区分で一般的に労働での収入がないとされる。

ちなみに
高齢者が人口比率の7%以上を占める現象を高齢化社会。
高齢者が人口比率の14%以上を占める現象を高齢社会。

総務省 統計局ホームページ参照

それではスタート♪

【人口編】

「鹿児島は全国でもまれに山に団地を造ったり
海を埋め立てたりしている
土地が足りなかったからだ」

「鹿児島市は合併しているが元々合併していたとして
5年間で人口が増加している
しかし密かに若者は減っている
なのに土地を広げるから
空き店舗や空き家が増えている!」

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「これは鹿児島だけでなく福岡も東京も同じだ
日本は異常に高齢社会」

「未曾有の不況と言っているが
いざなぎ景気越えなんてことはなく
実体経済は元々不況
高齢者だけが増えているからお金を使わないから当たり前」

「若者が減っているのだから物が売れないのは当たり前」

「高齢者が増えて若者が増えないのは意外と困らない
外国(の事例)では若者が増えて仕事を作らなければならず困っているが
日本の将来は仕事余りとなる」
※医療と介護

「(戦争体験者でない)これからの高齢者はお金を持っているが
高齢者はお金を使わない」

「寿命が伸び相続年齢も平均が60歳以上となるので
相続しても使わない」

「若者が減っても仕事が余るので
給料を40%UPさせると実体経済に影響はない」

したがって

「車に頼らず歩いて暮らせる
お年寄りの住みやすいまちづくりが必要
高齢者をターゲットとした観光開発が必要」

【売上げと雇用編】

「大型店の進出などにより
鹿児島は90年に比べて売り場総面積は3割増だが総売上は減」
※売り場総面積とは商業施設内の通路などを除いた純粋な売り場の総面積

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「過当競争による収益の悪化によりパートやアルバイトを含めた雇用も減
大型店こそ効率重視なので郊外に大型店を作っても雇用は増えない」

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「東京の一人勝ちというイメージがあるが
東京本社のネット通販を含んだ総売上げさえも減少している」

【観光編】

「観光客数の増減で一喜一憂しているがそれは意味のないこと
100人来ても1円もお金を使わなければ実体経済に影響は全くない
それよりも10人が10万円ずつ使えば100万円の経済効果がある」

「観光客がどこにでもあるような大型店に行っても面白い訳がない」

「観光にも売上げ/経済感覚が必要だ」

【まとめ】

ではどうすればいいのか↓

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「根(家)があって
葉(企業の事務所)があって
茎(病院、学校、役所、集会所)があって
花(お店)が咲く
しかしお店も頑張らないと花だけ咲かない雑草になる」

「雑草は面白くないので誰も見向きもしない!」

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なるほど!

このご講話を
海外離島である奄美に落とし込むとどうなるのでしょうか?

そしてシンポジウムへ

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読まれている方もそうだと思いますが
書いている僕も疲れてきたのでシンポジウムの内容は割愛させていただきます。

もちろん素晴らしい事例が沢山でましたが

課題は共通でした

・いかに参加者を増やすか
・資金調達

とくに参加者の問題は
不況とオーバーストアで収益が悪化し
人手不足のためだそうです。

さて
海外離島奄美大島の都市機能を担う
なぜまち

このなぜまちからお店や飲み屋が無くなり
藻谷講師のおっしゃる「雑草」となってしまったら。。。

80歳を過ぎても自分で車を運転して
大型店に買い物に行かなければならない状態になってしまっていたら。。。

藻谷講師のロジックからいけば
景気はこの先益々悪くなるのでしょう

正直
僕のなかで「右肩上がり」という言葉は既にファンタジーです

しかし

なんとか下げ止まり出来るよう

なんとか下げ幅が緩やかになるよう

なぜまちLife
奄美Lifeが
少しでも楽しくおくれることに寄与できるよう

もっと勉強して頑張らねば!

このブログをご覧の皆様へ

なぜまちや奄美が
少しでも明るく
楽しくなるアイディアがありましたらご教示下さい。
よろしくお願いします。

最後にもっとも印象に残った
藻谷講師の言葉を書きたいと思います。

「日本人は実は
事実に目を向けず人の意見しか気にしない
意見は意見でしかなく
いくら聞いても意味がない
事実が大切」

鹿児島市中心市街地活性化フォーラム

鹿児島市中心市街地活性化推進室より
「鹿児島市中心市街地活性化フォーラム」開催のご案内です

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まちをつくろう!
Yes We Can

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鹿児島市中心市街地活性化協議会におきましては、
中心市街地活性化基本計画の推進と
市民のまちづくりに対する意識向上と参画を図るため、
「鹿児島市中心市街地活性化フォーラム」の開催を予定しております。

近年、地方といにおける中心しか外地の空洞化が懸念されるなか、
その再生と活性化に向けて、様々な活動主体が垣根を越えて
その地域の特性を生かした自発的で
継続的なまちづくりの取組みが注目されています。

フォーラム案内文より抜粋

開催日:平成21年2月26日(木)
開 場:13時
会 場:鹿児島市中央公民館ホール
参加費:無料(定員300名)
申込方法:Eメール
※下記のお申し込み事項をご記入下さい。
お名前、貴社名・貴機関名、ご住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、今後フォーラムなどの案内を希望する(ハイ/イイエ)
info@machi-kagoshima.com
お問合せ先:
(株)まちづくり鹿児島
電 話:099-805-1960
ホームページ:まちづくり鹿児島

私見
講師に(株)日本政策投資銀行 地域振興部 参事役 藻谷浩介氏を迎えての基調講演に、
We Love 天神協議会(福岡)の定村氏、
すきたい熊本協議会(熊本)の泉氏、
Doまんなかモール協議会(宮崎)の錦田氏、
We Love天文館協議会(鹿児島)の有馬氏らが参加するパネルディスカッション
“We”からはじめる魅力ある「まちづくり」
と興味のある内容です。

中心市街地活性化協議会の設立や商店街の活性化など、
まちづくりへの取組みが喫緊の課題であるなぜまちにおいても
とても参考になるフォーラムではないかと期待できます。

海の向こうの話ではなく、
積極的にご参加されますようおすすめします。

参考ホームページ
(株)日本政策投資銀行
中心市街地活性化支援センター
We Love 天神協議会
Doまんなかモール委員会

よかとこさるっかた

本日(14日)、大島支庁にて開催された平成19年度観光かごしま「よかとこさるっかた」事業の、大島地区まち歩き体験講座に参加してきました。

・「よかとこさるっかた」事業についてはこちらをご参照下さい
奄美の商店街ブログ

先ず「まち歩きの楽しみ方について」の講演があり、その後「名瀬まるごと体験」で実際にまち歩きを体験。

神社のシンメトリーな建築は眺めているだけで心安らぎますね。
余談ですが、僕は社寺、特に仏像を見るのが好きで、深夜にやっているNHKの仏像を紹介する番組をボーッと見ていることが多く、いっつも妻に不気味がられています。

講師を務められたのはNPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会 専務理事の東川 隆太郎先生です。

・NPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会HP
http://www.tankennokai.com/

・NPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会ブログ
http://tankennokai.cool.ne.jp/blog/index.html

今後沢山の「まち歩き」パッケージが開発されると思われますので、このまち色ブログではあえて詳細やコースには触れませんが、実際に参加して、日常の風景すらちょっと視点を変えるだけで新たな発見があり、そこに驚きがありました。
この非常に有意義な体験を、今後のまち色マガジンにぜひ活かしていきたいですし、まちなか観光(商店街観光)開発に役立てていきたいと強く思いました。

参加して良かったです!

東川 隆太郎先生、貴重な体験をありがとうございました。
文末ですがこの場を借りてお礼申し上げます。
機会を作って鹿児島でのまち歩きにもぜひ参加したいと思いますので、その時はよろしくお願い申し上げます。

追伸/「さるっかた」って言葉を初めて聞いたのですが、鹿児島や長崎では歩くことを「さるく」と言われるそうです。
今回の参加者で福岡出身の方も「さるく」とおっしゃっていました。

九州では一般的な言葉なのですね。
勉強になりました。