あやまる岬観光公園

奄美十景のひとつ

あやまる岬 3

撮影スポット

あやまる岬 1

笠利崎、太平洋、土盛海岸を一望できる展望デッキは絶好の撮影スポットです。

公園では遊具やサイクル列車、グランド・ゴルフ、海水プールなどがあり、小さな子供から大人まで楽しめます。

あやまる岬 4

観光案内所にはカフェが併設されており、美しい景色を眺めながらのランチやティータイムも。

あやまる岬観光公園

あやまる岬 2
電話番号0997-63-8885
URLhttps://ayamaru.amamin.jp
営業時間観光案内所 9:00~17:00
休業日年末年始
駐車場
地図

黒潮の森マングローブパーク

マングローブ原生林

マングローブ原生林 0002

奄美群島国立公園特別保護地区のマングローブ原生林に隣接する場所にあり、マ ングローブ原生林をダイナミックにカヌー体験できます!

黒潮の森マングローブパーク 0008

広大な敷地では四季を通して豊かな自然を楽しめます。

黒潮の森マングローブパーク 0007

パーク内にはレストランやお土産店があり、グランド・ゴルフも楽しめます。

黒潮の森マングローブパーク

黒潮の森マングローブパーク 0001
  • 0997-56-3355
  • 鹿児島県奄美市住用町石原478番地
  • カヌーツアー時間
    • 10:00/11:30/13:00/14:30/16:00
  • 駐車場有り
  • https://www.mangrovepark.com
地図

伝えたい奄美料理

掲載:machi-iro magazine #52

泉和子エッセイ島料理
ヨモギの天ぷらとモズクの天ぷら(料理、撮影、泉 和子)

食べるものほどストレートに心を伝えるものはありません。

 我が家でフツムチ(ヨモギ餅)を作る時の調理道具は、すり鉢とすりこ木。湯がいたニシヨモギの繊維や蒸かしたサツマイモをつぶすのにとても適しているからです。湯がいたヨモギをすり鉢に入れたら、すりこ木を右回りに丁寧に繊維をつぶします。食材にエネルギーを注ぐようなイメージをすることが大切。時間はかかりますが精一杯手をかけて作る、食材そのものの命を大切にする調理法だと思います。料理の下ごしらえなど、めんどうくさいと思う気持ちもあるかと思いますが、時には、丁寧に時間をかけて作ってみると何か気付きがあるものです。調理する時間が愛おしく思えてきて、丁寧に時間をかけて作った料理が宝ものになるでしょう。

 ナガシ(梅雨)の季節になりました。梅雨の晴れ間に、時季に芽吹いたヨモギの新芽を摘んで天ぷらを作りましょう。春の植物の苦みを食べ、やがて来る日照りの夏に負けない身体を作りましょう。香りの強いヨモギは邪気を祓ってくれる植物で、年中行事にも使われます。サンガツサンチ(3月3日)は女の子の節句。フツムチ(ヨモギ餅)を作って先祖に供え、健やかな成長を願います。ゴガツゴンチ(5月5日)は男の子の節句。菖蒲とヨモギを軒先に下げて厄を祓い、逞しい成長を願います。最近は、中国を経由して本土から入ってきた菖蒲湯に入る風習が奄美にも伝わり、香り豊かな菖蒲とヨモギ湯に入る家庭が見られるようになりました。邪気払いや無病息災など、香りの強い植物に託して祈る島の人々の心が伝わってきます。

 その季節が来ると食べたくなるものはありませんか。春から初夏になると、コサンダケ(ホテイチク)の味噌汁やタケノコご飯、ヒキ(スズメダイ)のから揚げ、白身魚と豆腐のつきあげ、ネギ怒田、秋には、茄子の肉味噌のはさみ揚げや米茄子の肉味噌のせ、風の強い冬にはあったかいトリンシル(鶏肉汁)や塩豚のウヮンホネヤセ(豚骨野菜)などが食べたくなります。奄美の山や海、自然からの恵みは、その時季にしか味わえません。みんなで分けて食べられるだけをいただきましょう。

 あの日、あの時、忘れられない味があります。故郷を離れてもどこか懐かしく、恋しいのが奄美料理。奄美では手数をかけて、時間をかけて作った料理のことをテアブラがのった料理と表現します。でも、忙しい日は時短メニューでどうぞ。休日の余暇は、地場産食材を使った常備菜を作るなど、シマの暮らしを楽しむことがなにより。先人たちが伝えてきた心とともに、奄美料理を伝えていきましょう。

MISHOLANBAR susuMUCHO

奄美癒しの酔らい処イタリアンカフェ

MISHOLANBAR susuMUCHO ミショランバーススムーチョ

自転車好きの兄ムーチョと、酒好きの弟ムーチョが営むイタリアンカフェは、地元のファンのみならず旅人をも温かく迎えてくれます。

お一人での初来店なら、ぜひともカンター席へ。
きっと、楽しい時間を過ごすことができます。

料理

MISHOLANBAR susuMUCHO ミショランバーススムーチョ
MISHOLANBAR susuMUCHO ミショランバーススムーチョ

内観

沢山のアートやミュージシャンのサイン、自転車が飾られた店内は、見ているだけで楽しい気分になります。

MISHOLANBAR susuMUCHO ミショランバーススムーチョ
MISHOLANBAR susuMUCHO ミショランバーススムーチョ

MISHOLANBAR susuMUCHO

MISHOLANBAR susuMUCHO ミショランバーススムーチョ
地図

奄美のことば

泉和子エッセイ49
参考書籍の数々 写真:泉 和子

時代は変わった

 島の私たちの世代は、方言を話すのは禁止で、標準語を使いなさいという教育を受けた。でも、友だち同士や家では、名瀬で使われていたトン普通語で自分のことを男子はワン、女子はワシと、大きな声で可笑しげもなく喋っていた。その頃は、こんなにそれぞれの島やシマ(集落)のことばが貴重なものであるということを私たちは想像出来なかった。だから、普通にその教えを受けた。

 大人になって、島々に伝わる昔話に出合った。昔話の世界は、奄美の方言で語られてこそ、その面白さや微妙な表現が活かされ、意味を伝えることが出来る。昔話の重要さに気づいた先人たちは激動の時代の中にあって、古語が残るそれぞれの島やシマの昔話を丹念に聞き取り、テープを起こしてまとめている。お陰で私たちは、今でも貴重な昔話に触れることが出来る。

 奄美群島に伝わる昔話の本を紹介する。『奄美大島昔話集』田畑英勝、『東北と奄美の昔話』島尾敏雄・島尾ミホ、『久永ナオマツ嫗の昔話』山下欣一・有馬英子、『福島ナヲマツ嫗昔話集』有馬英子、『奄美の生活と昔話』長田須磨、『大和村の昔話』山下欣一・登山修・児玉永伯・重信三千子・重信和子、『南大島の伝説・民話・ことわざ』満元毅、『住用村和瀬の民話』本田碩孝、『保マツ嫗昔話集』本田碩孝、『池水ツル嫗昔話集』本田碩孝、『喜界島昔話集』岩倉一郎、『徳之島の昔話』田畑英勝、『徳之島民話集』水野修、『徳之島の昔話』前田長英、『徳之島の昔話』福田晃・岩瀬博・松山光秀・徳富重成、『沖永良部島昔話集』岩倉一郎、『沖永良部島昔話集』関敬吾、『知名町瀬利覚に伝わる昔ばなし』宗岡里吉、『瀬戸内町の昔話』登山修、『奄美・笠利町昔話集』笠利町教育委員会・立命館大学説話文学研究会、他がある。どの本も、先見の目で昔話の美しい方言の語りを残してくれている。その多くが音声で聞けないのは残念であるが、それぞれの話者のシマ言葉が余韻とともに聞こえてくるようである。手に取って、声にして読んでいただきたい。

 ある席でこんな話があった。島の若者が「チジン(知人)を叩く」と言っている。びっくりして良く聞いてみると、「ツヅィン(太鼓)を叩く」の聞き間違いであった。方言はきちんと発音しないと誤解を招く事態にも成りかねないと事例を交えて方言伝承に警鐘を鳴らした。会場の皆が大笑いしていたが、それぞれの心に深刻さが伝わったに違いない。

 シマ唄の特徴の一つもやはり方言で唄われることである。方言の発音が可笑しいとどんなに歌唱力があってもナツカシャ(懐かしい)が伝わらない。カサンウタを唄う人は笠利の方言、例えば、佐仁なら佐仁の特徴ある言葉で唄うのが佐仁のシマ唄である。方言が話せない場合は、島唄を習うと同時に、方言も習ってほしい。例えば、真似るところから入る、絵画なら模写、書道なら臨書だ。個人差はあるが、外国語を覚えるように、方言を習って真似ることでより近づくと思う。

 2009年、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は、世界で約2500の言語が消滅の危機にあると発表した。日本では、奄美の方言を含む8言語(八重山語、与那国語、沖縄語、国頭語、宮古語、八丈語、アイヌ語、奄美語)が挙げられている。奄美語は、集落が違えば言葉も違うと言われるほど多様性に富んだ言語である。

 時代は変わった。あの頃、方言で話すなと教えられたのに、この頃は、消えかかっているから方言を話して奄美のPRに役立たせよという。奄美群島をこよなく愛する私たちは、今を大切に次世代へと自然や文化を残していかなければならない。平和を願うユネスコの取り組みとともに。