まち色マガジン 第3号 @ machi-iro まち色web

コラム

ブックレビュー

TEXT:楠田 六月(楠田書店)

とんとんとんのこもりうた

ブックレビュー.psd作・絵:いもとようこ/講談社:定価1,554円(税込)
 みなさん、アマミノクロウサギの子育てはどんな風にものか知っていますか?
 母親は赤ちゃんを巣穴の中に一人ぼっちで残して2日に一度授乳の為にやってきます。そして、たった5分の授乳を終えると巣穴の入り口を丹念に土でふさぎます。全身を使い、前足でとんとんとんと固めていくのです。その姿からは外敵から子を守ろうとする必死さ、そして母親の温かい愛情が感じられます。
 そんな姿を知った絵本作家いもとようこさんが柔らかなタッチでクロウサギの親子を描いているのがこの絵本です。母親が恋しい赤ちゃんうさぎ。そんなぼうやの耳にはとんとんとんの子守唄。切なくて、可愛くて、おかあさんの大きな愛がいっぱいです。

追記:このレビューを書いている時にクロウサギが大量死している事件が起こりました。残念ながら、原因は人間でした。島にいてもクロウサギに出会う事はありませんが、私達と彼らは別の世界で暮らしているのではなく、共存しているのだという事を強く感じさせられました。彼らの生活を守っていける島になればと願わずにはおれません。


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新民謡コラム

TEXT:指宿 俊彦(セントラル楽器)

柔道一代徳三宝

tokusanpo20080213.jpg歌:古賀稔彦/作詞:恵沢彦二/作曲:久永美智子
平成20年1月発売予定!!

 明治20年、大島郡天城町兼久に生まれ、徳之島町亀津で育ち小学校時代は暴れん坊でならした。鹿児島二中に進み最初は剣道をやっていたが、あまりに強すぎて相手が見つからず、柔道に転向。明治39年の九州中等学校柔道大会で個人優勝。「九州に徳三宝の敵なし」と恐れられその年、講道館の門をたたいた。その後6年間、講道館を離れて難行苦行した後帰ってくる。明治末期から大正、昭和初期を通じて実力日本一、講道館の四天王の一人として柔道界に君臨していた。柔道の鬼、稽古の鬼としてその稽古振りは壮絶極まりないものがあった。後年、講道館の指導員、早稲田大学、日本大学、拓殖大学、東京大学等の師範をつとめ、自宅にて町道場(研道館)を開き門下生の指導育成に励んだ。
 奄美出身者として長く講道館に君臨し、その名を柔道界の歴史に刻み込んだ郷土の誇りである。奄美市の三儀山体育館並びに鹿児島市のれいめい館にその写真が飾られています。
 どうぞ皆さん、一度 ご覧になって偉大なる先輩の後姿を思い起してみましょう。


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配布状況

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  • 編集局に若干在庫がございますので、ご希望の方は編集局までお問い合わせ下さい。

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